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仏教やブッダを学ぶ入門編。それは手塚治虫版「ブッダ」

140224 buddha manga 02 神社とか寺とか歴史とか。旅と宗教は切っても切り離せない関係ですね。理解を深めるほどに旅も深くなるもの。では、初心者にぴったりの入門編はないのか?

1.仏教やブッダには手塚治虫さんの「ブッダ」がおすすめ

マンガは全巻持っています。今までブッダさんに関する本をいろいろ読みましたが、子供でも楽しみながら理解できるという点で、この本以上のものは知りません。 マンガとはいえ、ブッダさんの一生、誕生→苦悩→出家→苦行→悟り→説法→涅槃(ねはん)をきちんと抑えています。もっとざっくりいえば、ブッダさんが生まれてから、悩み、修行に出て悟りを開き、その教えを多くの人々に説くようになって、最後にお亡くなりになるまでがよくわかる内容です。

個人的に好きなのは、さっきの流れの「説法」のところ。悪人から動物までが、ブッダさんの教えに共感していく。毎回、おしゃかさま(ブッダさんのことね)のやさしさにふれ、読んでいるこちらまで癒されました。 たまにはこういう癒やし、必要だと思います。

2.1番印象に残っているブッダさんのお言葉

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鹿さんたちに諭すシーン。

自分が生きていくためには、 他人が生きていく手伝いもしてやりなさい

 

これぞ最強の真理

仏教が定着した国は、日本以外でチベット、タイなど。どこもおだやかな人が多いといいます。それはもちろん、ブッダさん教えが強く影響しているのでしょう。

3.あの手塚治虫が10年かけて完成!

手塚治虫さんはそこまでして、ブッダさんの教え、そして「生命の尊さ」をマンガという分かりやすいかたちで多くの人に伝えたかったのでしょう。 作品全体を通して、「人が幸せに生きるため」の本質をするどく指摘していますので、誰が読んでも間違いないと思います。 まだの人はおすすめです。

今は「ワイド版全巻セット」は売っていないみたい。買うなら新装版か。

仏像のことをわかりやすく教えてくれる本は増えているね。マイ入門書。

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