ヤフーさんの宿予約サイトの衝撃プラン→心配なこともある。

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旅のネット予約で大きなニュースがありました。ヤフー、宿泊予約サイトに参入、手数料は無料に(観光経済新聞社 2014年3月8日)ですね。




1.今年夏リニューアル。ヤフー宿泊予約サイトがハンパない

旅のネット予約といえば、じゃらんさんや楽天トラベルさんが最大手。簡単に特徴をあげると、利用者にとっては、

  • 使いやすい(宿が探しやすい、比較しやすい、予約しやすい)
  • お得(直接予約より安いこも多いし、ポイントもつく)
  • 大きい会社で安心感
で便利。宿にとっては、

  • 集客やプランの提案などのサポートをしてくれる

で便利。W便利。私もよく利用しています。とくに旅先で宿を決める場合、じっくり調べる余裕もないので、個人的には

  • 場所(駅から近いか)
  • 値段
  • ネットが使えるか
  • 朝食はついているとなお可

で調べてサクッと決めちゃいます。ネット予約が最強なわけです。

しかし、いいことばかりではもちろんないです。予約1件あたり手数料10%ぐらいとなると、宿にとってはけっこうな負担となるわけです。宿の負担はサービスの質にも直結するので、利用者にとっても関係は深いです。

そこに出てきたヤフーさん。先日ネットショップの完全無料化もすごいニュースになりましたが、またやってくれましたね(宿泊施設のみなさまへ 新掲載プラン)。

「システム利用料」「初期費用」「固定費」が基本無料!

宿泊施設にとってもポイント原資の負担はあるものの、システム利用料とポイントを合わせた負担は他大手サイトの半分程度で済む。国内宿泊予約サイトの勢力図に今後変化が起きる可能性が出てきた。


これは大きいと思います。ヤフーさんは、とにかくサイトの利用者を増やして、広告で稼ぐビジネスモデルだからできるのですね。また、

  • Tポイントがたまる(利用者多し!会員4,600万)
  • ヤフー宿泊予約サイトから宿の公式サイトへリンクOK(お客さんを流すことになるので、ふつーはNGだった)
  • 「在庫が自由に設定できる(ふつーはNGだった)」
なので、ほとんどの宿がとりあえず参加するんじゃないかな。これによって、じゃらん&楽天トラベルがもっとサービスをよくしてくれることも期待できそうです。…と、ここまでは旅する利用者にとっても歓迎するべき点は多い。でも、心配な点もあります。



2.心配点:ネットに弱い地方観光地はどうなる?

高齢化や過疎化が進む地方の観光地にとっては、宿が自分のサイトで集客をがんばることが難しいケースも今後さらに増えると思います。今回でさらに宿泊予約サイトへの依存率はぐっと高まるでしょう。

そうするとどうなるか。宿泊予約サイトは紹介方法がどこも同じようになっちゃう傾向があるので、例えば、

  • 値段
  • 口コミ
  • 料理
  • 温泉
  • ネットが使えるか
とか。ほぼハード面だけを基準にに宿を選ぶ。そう偏っちゃう心配があります。これはこれは必要で大切だけど、宿の選び方はそれだけじゃない。自分の経験でいえば、その宿をリピートするかどうかの1番のポイントは”人”

“おもてなし”などのソフト面の魅力で宿を選ぶ人への対応がもっと必要で、その点をがんばるところがもっと増えないとだめだと感じています。こちらの観光サイトはソフト面の紹介も力をいれていますよ


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