宿泊施設 現場の感覚とデータのすりあわせ

地方の現場でデータは大事という話をします

先日、宿泊施設のお客さま(現場スタッフ)とお話ししていたこと
ちょっとした会話の中で、予約サイトA経由の予約が多いことが話題に

なるほどなぁと、最初は思っていました

現場のことは現場にいる方が最も詳しいので、あたりまえかもしれません

でも別の機会に念のためにデータの分析をすると、予約サイトAよりも予約サイトBの予約が多いということがわかり、驚きました


どういうこと?

考えてみれば、いくら現場スタッフでも、予約サイトAの予約数をいつも数えてるわけではないです
スタッフが対応したのがたまたま予約サイトAが多かったっていう可能性もあり

今回はすぐにわかったので、お客さまにも喜んでいただけました

でも事業の方向性を決める判断材料として、感覚だけを頼りにするのは危険ですね

例えば、調子のいい予約サイトCの予約をもっと増やそうと判断した時に、実は予約サイトDのほうが調子がよかったとか、認識が間違えていたら・・・

その後の施策も、全部ズレてしまいます


現場の経験や感覚はいうまでもなく大事ですけれども、事実(お客さまの行動)を見た上で、事業の戦略を考えていくクセが必要になるという気づきでした